調査報告書11 イベントCG その11

うっすら目を開くと、そこには想像もしなかった光景が広がっていて、瞬間、思考停止する。

 

七夏「んふぅ、はぁ……」

ゆうき「な、七夏ちゃん……っ?」

 

名前を呼ぶと、七夏ちゃんは続けていた行為を中断して、視線を向けてきた。

 

七夏「あ……、目が覚めた?」

ゆうき「そ、そ、そりゃ、覚めるよっ、こんなのっ」

七夏「ふぅん……」

 

ぼくが慌てて答えるのには興味がないように、また行為を再開してきた。

その唇の間から紅い舌が伸びて、ぼくの下半身で屹立している、男性の象徴を横から舐める。

温い感触がモノの幹に這わされると、背筋を貫くように、電流のような快感が走った。

 

ゆうき「んんっ! や、やめ……っ」

七夏「ウソ」

ゆうき「……え?」

七夏「ウソでしょ? やめて、だなんて……。こんなに気持ち良さそうにしてるくせに……」

 

いつもとはまるで違う、媚びた表情を見せながら、七夏ちゃんが楽しげに囁く。

そんな事は——

反論が口から出てくる前に、七夏ちゃんの舌が再びぼく自身に這わされた。

 

七夏「れろぉ……、ん、ふぅ……っ」

ゆうき「んっ、あっ!」

七夏「んふぅ……。ゆうの鳴き声、可愛い……」

七夏「ほら、こんなに勃てちゃって……。これで、やめてだなんて、説得力がないったら……」

 

言われて、自分の下半身がどんな具合になっているか、初めて自覚した。

仰向けになった身体から、天井に向けてまっすぐに屹立してしまっている。

とっくに血液が回りきっていて、張り詰めすぎて痛いくらいの状態だ。

 

ゆうき「な、七夏ちゃ……っ、んっ、どうして、こんな……っ?」

七夏「ごちゃごちゃ言ってないで、楽しみなさいよ。ゆうだって、気持ちいいくせに……」

 

からかうように言い、七夏ちゃんの行為は続けられていった……。

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