シルバー「それはさておき、他に奇妙な事があったはずです」
マモル「えーっと、他には……」
マモル「突然目の前に現れたマリアとリレット……、それに、なんだか暗い空間を抜けたらここに出たこと……?」
シルバー「どちらも、転送装置による空間転移現象です」
マモル「空間転移……?」
シルバー「論より証拠でしょう。PUPI、彼を3m横に転送」
PUPI「リョーカイ」
マモル「ぷぴ?」
シルバー「この宇宙船のコンピュータの名前です。ちなみに、アークアデア語で『航海士』という意味です」
マモル「わっ!」
突然身体がふわりと浮き上がった。さっきと同じだ!!
そして、視界がブラックアウトした次の瞬間、どさっと俺は床に落ちた。